bookstamoriの日々

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マイルス・ディビスのドキュメンタリー映画、本年公開の予定

 ドキュメンタリー映画のタイトルは『Miles Davis: Birth Of The Cool』。サンダンス映画祭でプレミア上映されるとのこと。
www.udiscovermusic.jp

数々のスタジオ・セッションからの未発表のアウトテイク映像や、クインシー・ジョーンズカルロス・サンタナ、クライヴ・デイヴィス、ウェイン・ショーター、そしてロン・カーターら、マイルスにインスパイアされた人物たちの最新インタビューなど

サンダンス映画祭とは全く初耳。ググってみたら、アメリカの映画祭でNHKもスポンサーになっているとのこと。

サンダンス映画祭(サンダンスえいがさい、Sundance Film Festival)は、アメリカの映画祭。ユタ州のスキーリゾート地で有名なパークシティで、1978年より毎年1月中旬から11日間に渡って開催されている。インディペンデント映画を対象とし、数万人規模の客を招き約200本もの長・短編映画が上映される。日本のNHKがスポンサーに名を連ねている。

名称は、この映画祭を主催するロバート・レッドフォードが映画『明日に向って撃て!』で演じた役柄サンダンス・キッドに由来する。

 日本には沢山の彼のファンがいるので、ほぼ間違いなく日本でも公開されるものと期待しています。

マイルスの初来日は1964年でした。

マイルスが初めて日本公演を行ったのは1964年(東京オリンピックのあった年です)。
「初めて日本に行って、まずびっくりしたのは、日本のファンがジャズをとてもよく理解していたことだ・・・」と、トニーウイリアムズがコメントしていました。 (下記書籍P.241末尾あたりより引用)

マイルス・デイヴィスの真実

マイルス・デイヴィスの真実

 

 この時の演奏は下記のアルバムで聞くことができます。


Miles Davis – Miles In Tokyo (FULL ALBUM)

特筆すべきは、サム・リバースの参加によるサウンドの変化とトニー・ウイリアムズの急成長というべきでしょうか。

特に、トニー・ウイリアムズの演奏は前作二枚のアルバム("Four & More"," My Funny Valentine in Concert "共に1964.2.12のレコーディング)とは比較にならないほど、エキサイティングでフリーな感覚に満ち溢れているように聴こえます。

因みにこの"Miles in Tokyo"は1964.7.14の録音です。

 

二度目の来日は'73年6月

かの"Bitches Brew"が発売された後のこととなり、ジャズと形容するよりファンクミュージックと呼ぶのがふさわしいスタイルに変化。前回の来日時のサウンドやマイルスのトランペットも、メロディアスなプレイからリズミックなもの変わりました。

マイルスを語るとき、"Bitches Brew"以前と、(同)以降で大きくスタイルが変わったことで彼のファンの間で大変な議論になったようです。


Miles Davis - On The Corner (1972) - full album

この頃、私の周囲のジャズ仲間もフュージョン的なマイルスの路線を支持する人は、殆どいなかったように記憶しています。

と言っても、一ファンとしてはマイルスの動向は気になるものですから、新作といえば必ず聴いていたように思います。
そんな中、翌年の1月にも日本でコンサートを開きました。

 

"74年1月には三度目の来日

三度目の来日コンサートの折、初めてマイルスを観ました。2月1日の大阪フェスティバルホール昼の部、1階前列2番目の席でした。この時の演奏は、タイトル「アガルタの凱歌」として聴くことができます。


Miles Davis – Agharta (Full Album) 1975

発売当初、「この時の来日時コンサート中で最高の出来栄え・・・」と言った内容で雑誌等に紹介されました。

演奏そのものについては、「巷間言われているほどの絶賛ものかい?」という印象は今も変わりません。
因みにアマゾンのレビューで、下記のコメントがありました。

ジャズファンはこれを聴いても何も感動はないでしょう。お勧めするのは、プログレ・ロックのファンです。是非、一聴を!


ただ、初めて観たステージ上のマイルスの存在感には圧倒されるような雰囲気を醸し出していました。一挙手一投足が注目といった感じでした。

ソロを終えた後、ゆったりとステージ上を右から左へと歩いたりするのですが、その折、一瞬タバコを吸う仕草をしました。
すかさず、ステージの袖からスタッフと思われる人が火のついたタバコをマイルスに差し出しました。

おっ、「帝王であればステージ上での喫煙も文句は言われまい」と言うことでしょうか。ともかくすごい存在感ではありましたよ。

 

アガルタ(紙ジャケット仕様)

アガルタ(紙ジャケット仕様)

 

 なお、この後マイルスは休止し、5年の空白の後、復帰を果たします。

 

活動再開後の来日は'81年10月でした

FM東京の後援や「味の素」がスポンサーになったりして、全国縦断のコンサートツアーを行っています。

下記の写真は東京公演プログラムです。

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公演パンフの表紙

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見開きの写真は復帰直後のもので、おそらくアメリカのコンサート風景


また、アサヒグラフ(朝日新聞社刊)では新宿公演の写真を掲載。

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「老いの悲しみを背負って」のキャプションが印象的でした

さて、新作『Miles Davis: Birth Of The Cool』では、どんなふうにマイルスが描かれるでしょうか。

 

 なお、下記のリンクではドキュメンタリーの一端が伺えます。


Premieres: Miles Davis: Birth of the Cool

 今から公開を楽しみにしています。

とてもユニーク!? 「メルペイ」というメルカリ子会社のサービスの中身

Amazon Pay、Pay Pay、Air Payなど、スマホアプリを使った支払い方法が大変なブームとなっています。
ヤフー系のPayPayのキャンペーンで普及は一気に加速したかのような印象さえあります。

2月下旬にはメルカリ子会社の「メルペイ」が今春からスタートするとのこと。

www.itmedia.co.jp

 

現金不要で読書が可能・・・がウリ

「後払いで本を買って、読み終わったらメルカリで売却し、その売上金で代金を支払う」

最初は「何のこと?」かいなと・・・思っていました。
(アマゾンでも近いことは可能、尤もクレジットで購入ですが。読み終えた本、マケプレで売りはらう人は多い)

いろいろと関連記事を見ていましたら、かの勝間和代さんのブログに遭遇しました。

katsumakazuyo.hatenablog.com

それが、今回のメルペイは、著者や出版社へのなんの敬意もなく、そのような使い方をわざわざ助長するような決済方法を取り入れて、それを想定ビジネスシーンとするのはあまりにもひどいです。

 実に怒り心頭のコメント。

メルペイのセールポイントが、「オンラインでの個人間の古書流通がメルカリによって推奨」と勝間さん受け止めた・・・(https://ddnavi.com/serial/524622/a/)より。

ddnavi.com

もう1つのポイントはメルペイが「後払い」であるという点だ。現在展開中の「メルカリ月イチ払い」を拡張する意向を示しており、メルカリでの取引実績をもとに信用情報を蓄積し、たとえメルペイの残高がなくても、オンライン/実店舗での購入を可能にするという。

 メルカリさんもいろいろと考えますね~
クレジットカードのような機能も併せ持つんだ。

当然ながら、この仕組みを利用して「メルカリ」でユーズドを買って、アマゾン・メルカリ・ヤフオクのどこかで売ろうとする人は必ず出現するでしょうねぇ~。

いずれにせよ、勝間さんを始めとする発言についてメルカリ側がコメントを発するか否かは注目です。