bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

郵便料金は高くなったなぁと実感する時

ここ1~2年、人手不足の影響によりヤマト運輸や郵便の運賃改定が行われたのは記憶に新しいところ。

古書のネット通販に特に関係ある「ゆうめール」もその例外ではなく、昨年の確か5月頃に大口契約の割引運賃も改定がなされました。

厚さ3cmがわかれ目です

昨年5月ゆうメール改訂前まで、二つの「規格外」の価格が設定されていました。
ところが、下記にあるように1kg超については一切の割引価格が廃止となりました。

基本運賃を適用するゆうメールのうち、規格外サイズ(長辺 34cm、短辺 25cm、厚さ 3 ㎝を超え る大きさ又は重量 1kg を超えるもの)の取扱いを廃止し、基本運賃を一本化します。

1kg超の割引価格廃止により、レターパックライト(360円)、レターパックプラス(510円)を使用して送るしかありません。両者とも追跡可能ですから、未着等の事故に遭遇する確率は低いので安心ですが。

あと、164円から185円に価格改定されたとは言え割安感のある「クリックポスト」があります。

www.post.japanpost.jp

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このクリックポストに関しては、当店の場合、利用頻度もそれなりにあり重宝していますが。 
ただ、厚み3cmを超えてしまうと、途端に「高価格」だなぁという印象になります。

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つまり、レターパック(360円ないし510円)の選択肢のみとなります。
書籍だけに限れば、「1kg超で厚さ3cm以内」のものは以外に少なく、レターパックプラス(510円)を使用する方が圧倒的に多いようにも感じます。

アナログ的チェックとデジタル的チェックに関して

以下、郵便サービスだけに限定しての事です。

国内外へ送る郵便物の重量チェックはデジタル秤の使用により厳密で、ユーザーも重量確認できるわけですから納得できます。

海外へ航空便を送るに際してについての体験で言えば、例えば、国際eパケットの利用に際し局側より支給され貼付する「パウチ」の重量は風袋として減じ、重量に加算しないとの事です。
デジタル秤のチェックはここまで厳密!とも言えます。

 

アナログ的チェックで厳密にできてるかなぁ?

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「これで測ってください」と郵便局より支給されたサイズチェッカーです。
料金に関する取り決めなので忠実に守るべきであると考えているのだけれど、ぎりぎりのサイズだと判断に苦しむ場合もあります。

上記の定規の場合、薄いので少し斜めにすれば既定の厚さ以上であっても枠内を「通過」してしまいます。

一度、郵便局の管理部門の担当者と話したことがあります。
ネット上では、枠を「通ればよい」という表現もあるようですが、実際はどうなのか?と質問したことがあります。

例えば、下記では「通ればよい」

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

郵便局内に3cm幅の計測器がありますから、 それに通ればそのまま発送してくれると思います

 尤もご回答された方は一般の方でしょうけど・・・


 郵便局のご担当さんのお考えは(当然なのですが)、厚さ厳守の見解です。

局の引き受け窓口では、なんとか3cm以内に収めようとその場で厚みを薄くしようと試みるお客様も見受けられるとのことでした。

加えて言えば、「少しくらいは大目に見て」の風潮も無くなり、一層の厳密なルールの運用を期されているようですよ。

あと取り扱い重量が1kg超になると、一切、割引運賃がなくなったことですねぇ。

間接的な現象になりますが、ゆうメールの価格改定により、これまた当然のことなのですがアマゾンマケプレの古書の相場も上昇しています。
一時期まで一律に送料257円加算だったのですが、2年前位(?)から出品者の裁量によって自由に決めることが可能になりました。

従来の257円のお店や高い場合は800円超としているお店もあります。

運送業界の人手不足が顕在化する以前は宅急便価格は安すぎるとの論調もあったように思います。

ところがネット通販の隆盛によって取り扱い量が増加。そのため人手不足の招来により一気に価格が上昇。それに引っ張られて、ゆうメールも長きにわたった割安な運賃から妥当な価格になりつつあると言う事なのでしょうか。

 

「函入り」の書籍、新刊ではほとんど見かけなくなりました

最近、とってもここ2~30年位のことかもしれませんが、「函入り」の本をあまり見かけなくなりました。

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上記のような感じのかなり立派な函入りのもの。貼り函の仕様ですから、コストもそれなりに高いと感じられます。
(少し厚手の紙を使って、ホチキス留めした函とは「格」が違います!)

上記写真の書籍の販売価格は4000円(税込み・税率は3%/1991年3月発行)だから、今の時代に全く同じ装丁で販売しようとすれば、いくら頑張っても2倍以上の価格になるのは間違いない? それ以上なのかもしれません。

一応、中古書籍の取り扱いをしているので、このような重厚感の雰囲気が漂う装丁で、加えてほとんどポピュラーでないテーマの書籍に遭遇すると、「いったい、いつ頃になれば買い手がつくだろう・・・」とネガティブな気分になったりします。

函の役割は中身の保護が目的で紙のヤケとか湿気や埃を避けるためなのでしょう。

ただ、函入りの新刊書籍を見かけなくなったのは、出版する側が販売価格を抑えたい側面だけではなく、読む側が「書物」そのものに大きな価値を見出さなくなり、硬派な書籍に人気が無いからかもしれません。

ただ、書物としての人気は余りないとしても、文化遺産としての保存はなされているようで、前掲の「新日本古典文学大系」シリーズは全巻が揃っているわけではありませんがオンデマンド版の制作がなされています。

ひところ、「なんでも電子書籍化」と言われていたように思いますが、専門性の高い書籍ほどオンデマンド版による体裁の方が読みやすいのではないか、と私は思っています。

ただ、岩波書店の前掲のシリーズの価格を参照すると、6~7000円程度の価格です。
(注:オンデマンド版ですから函入り・厚紙表紙の立派な装丁ではなく、ペーパーバックの簡易な仕様です)

ま、中身重視で考えればお買い得価格の古書には重要がありそうな気も致しますが。
本日、アマゾンのマケプレに出品した「新日本古典文学大系」十数点に買い手は何時つくのでありましょうか?