bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

適菜収、メルマガ発行の記事を読んで。

朝日文庫で『いたこニーチエ』(適菜収著)と言う実にユニークなタイトルに驚いた記憶がある。

いたこニーチェ (朝日文庫)

いたこニーチェ (朝日文庫)

 

 仕事も恋愛もカネもつかみきれない、人生に「含み損」を抱える平凡なサラリーマン・吉田の前に、ある日突然、大哲学者ニーチェがいたこに乗り移って現れた。メチャメチャになってしまった現代の世界を救うために、吉田の《洗脳》を解き、《改心》させる必要があるというのだ―。これを読めばニーチェ哲学が簡単にわかるだけでなく、自分自身が変わる、抜群におもしろくてためになる小説版ニーチェ入門。

あと、Twitterでは橋下徹や安倍政権、森友問題などを舌鋒鋭く批判をしているの読んで興味を持っておりました。

最近、久しぶりにTwitterをのぞいてみたら、「メルマガ発行」の案内が掲載されていました。発行に至る動機は「本が売れない時代」との認識が根底にあるようです。詳しくは下記のページに書かれています。

foomii.com


下記で創刊0号が公開されています。
文中、実名を挙げて「バッサリと斬る」で快哉の個所もあります。

foomii.com

面白そうなので登録してみようかなと思っています。

なお、最近目に留まった記事は日刊ゲンダイデジタル掲載の記事。
かなり辛辣な言葉が目立ちますが、指摘に間違いはない。
N国党首は私もやっぱり「おかしいなぁ」と感じています。

www.nikkan-gendai.com



適菜収オフィシャルサイト!はさみとぎ
はこちら。
トップのバナー部分に「はさみとぎ」の文字は、ジャズピアニスト・菊地雅章の手によるもののようです。

 

『スタン・ゲッツ 音楽を生きる』(ドナルド・L・マギン 村上春樹[訳])を読み始める

 8月末頃に発売となった『スタン・ゲッツ:音楽を生きる』を手にしました。

(古本屋さんしていていも、たまには新刊を買います)

スタン・ゲッツ :音楽を生きる

スタン・ゲッツ :音楽を生きる

 

 結構なページ数(360ページくらい)で、しかも二段組という分量。
読み通すには、結構、時間がかかりそう・・・
文中に出てくる演奏を聴きながら読むのもいいかもしれない・・とか。だとすると余計に時間がかかりそうだが。ま、これも楽しみ方の一つかもしれない。

村上春樹のジャズに関する翻訳や評論は、機会があれば読むようにしています。

この『スタン・ゲッツ:音楽を生きる』をためらうことなく購入したのは、下記の文庫に収録されているスタン・ゲッツについて書かれた一文がとても印象に残っていたからに他なりません。

意味がなければスイングはない (文春文庫)

意味がなければスイングはない (文春文庫)

 

 それまではスタン・ゲッツに関してまとまった読み物をほとんど知らなかったので、とても興味深く読みました。彼の演奏の素晴らしさと共にS.ゲッツの人となりが、判りやすく描かれています。
もしも、全く初めてスタン・ゲッツの名前を聞かれて興味を持たれたなら、先にこの文庫に描かれているスタンゲッツ文章を読んで、新著の購入を検討されても良いくらいと思います。

村上春樹のS.ゲッツへの思い入れは相当なようで、この度の新刊の「あとがき」でレコードの完全コレクションを目指しているとの、一節がありました。
う~ん、このことを聞いて一層驚きました。

また、彼がファンの質問に答える形でとても話題になった『村上さんのところ』(2015年7月刊)では、いちジャズファンの問いかけに「スタン・ゲッツに関しては、一度、まとまった文章を書きたい」と回答されていたことを記憶しています。

 ひょっとすると、「村上さんのところ」の進行中に、この翻訳本の話は水面下で進行していたんじゃないかと、今になって想像しています(なおこの回答は電子版にしか掲載されていません)。

村上さんのところ

村上さんのところ

 

 
今回、この新著の書評を「タモリ」が書いています。こちらもご一読を。

www.shinchosha.co.jp


なお、スタンゲッツの演奏はYouTubeで聴くことができます。
下記は私のお気に入りの一曲です。


Stan Getz - Seven steps To Heaven